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2019年10月に開催されたバレーボールワールドカップ2019男子大会。
バレーボールワールドカップは、予選を勝ち抜いた世界のトップチームが一堂に会し、総当たり戦で熱い戦いを繰り広げる4年に1度の大会です。
今回はバレーボールワールドカップ2019男子大会の結果と見所についてお伝えします。
東京オリンピックでメダルを目指す男子バレー日本代表、通称『龍神NIPPON』。
指揮を執る中垣内祐一監督は就任3年目。
チーム一丸となって東京オリンピックに思いをつなげるべく試合に挑みました。
10月1日に行われたイタリア戦。
1セット目、石川・西田・福澤の3選手が次々得点を重ね、序盤からリードを奪います。
特に西田選手の強烈なサービスエースで得点を追加し、その勢いのままセットを先取。
2セット目も、序盤から石川・西田選手の猛攻により得点を重ね、相手に流れを渡すことなくセットの連取に成功。
3セット目、序盤息を吹き返したイタリアにリードされますが、ブロックやサービスエースなどを確実に決め、すぐさま同点に追いつきます。
小野寺選手やベテラン福澤選手の鋭いスパイクで得点を稼ぎ、終盤は石川選手のサービスエースとアタックで連続得点を奪い、見事ストレートで初戦白星を飾りました。
最高のスタートを切りましたが、10月2日ポーランド戦は相手の強烈なサーブでペースを作ることができずセットカウント1‐3で敗戦。
10月4日チュニジア戦では、ポーランド戦での負けを引きずることなく、しっかりと切り替えて3‐0で勝利。
10月5日アメリカ戦では、相手の高いブロックと強力なサーブを破ることができず0‐3でまたもや敗戦。
しかし、その後は、素晴らしいチームワークと高い技術力で次々と勝利を掴んでいきました。
10月14日ブラジル戦では、石川・西田選手を中心とした高速バレーを展開し、ブラジルに対抗しますが、相手の高いブロックや正確なスパイクに終始苦しめられセットカウント1‐3で敗戦。
そして迎えた10月15日カナダとの最終戦。
もつれにもつれて迎えたファイナルセット序盤。
2‐0と好スタートを切りましたが中盤、攻撃にミスが続き連続失点。
しかし、西田選手のスパイクとサービスエースで息を吹き返し、そのまま7連続得点に成功。
見事に逆転し3‐2で最終戦を勝利で締めくくりました。
すべての日程が終了し、龍神NIPPONは8勝3敗で惜しくも4位という結果でした。
優勝国は11戦全勝のブラジルとなりました。
※掲載画像は全てイメージです。
東京オリンピックが来年に迫っているなか、今大会は前哨戦ともいえる重要な大会でした。
バレーボールワールドカップ2019男子大会の1番の見所は、なんといっても長らく低迷を続けてきた日本男子バレーボールの完全復活でしょう。
ここからは、今大会で素晴らしい活躍を見せた注目選手2名を紹介します。
バレーボールワールドカップ2019男子大会で最も活躍した選手は、石川祐希選手です。
プレーのみならずすべてにおいて4年前の大会と比べても別人のような成長を遂げました。
2014年からは自身のさらなる成長を求め、単身イタリアに渡りました。
トップレベルの選手とともにキャリアを重ねる中で得た経験は、今大会で確実に実力となって表れました。
狙ったコースに正確に打つことができる威力のあるサーブと、コートのどの位置からでも絶対に決め切ることのできる速くて重いアタック。
また、今大会ではプレーだけでなくメンタル面においても、チームを引っ張っていく重要な存在にもなっていました。
テクニカルタイムアウトの時には、誰よりも積極的に全員に声をかけ、鼓舞している姿がとても印象的でしたね。
石川選手の成長や進化は、本人だけでなくこれからの日本代表とって大きな武器になること間違いなしです。
今大会ベストオポジットに選ばれた西田選手。
若干19歳ながら世界を圧倒するプレーを披露しました。
西田選手のポジション「オポジット」とは、セッターの対角線上に配置されることが多い別名「スーパーエース」と呼ばれるポジションです。
レシーブを取らず攻撃のみを専門で行う選手になります。
身長186cmで、バレーボール選手としては小さめですが、最高到達点344cmを誇る跳躍力は本当に圧巻です。
そんな高い位置から、幅広いコースに臨機応変に打ち分けることができる柔軟性とあの超高速サーブ。
ただ速く強いだけではなく狙った場所に、その時々で効果的な回転をかけ落とすことができる技術の高さはもはや世界トップレベルです。
今後、東京オリンピックに向け各国で研究され、徹底的にマークされることになってはきますが、それもスーパーエースとしての宿命です。
厳しいマークにうまく対応し、プレーをするごとに成長していくことができれば、石川選手とともに日本代表チームを牽引していく中心選手になるに違いありません。
バレーボールワールドカップ2019男子大会、メダルまであと1歩というとても惜しい成績でした。
しかし、4年前からはチームとしてのレベルは飛躍的にアップしています。
それはプレーする選手個々のレベルが上がったからこそです。
それでもまだ強豪チームと対戦すると足りない部分はたくさんあります。
それを補うためにも東京オリンピックまでに、石川・西田選手一辺倒になることなく個々のレベルの底上げすることが必要となってきます。
そうすることで、日本男子バレーボールのメダル獲得はきっと確実なものになるはずです。
今後も、龍神NIPPONから目が離せませんね!