共通メニュー

東急田園都市線・小田急線「中央林間駅」「つきみ野駅」「東林間駅」「南林間駅」の新築戸建て・中古一戸建て・マンション・土地の不動産購入・売却なら地元密着のセンチュリー21中央ハウジングにご相談下さい。

ぱんくずリスト

トップ >「大和市・相模原市中央区・相模原市南区・町田市」のタウン情報 詳細

コラム&地域情報 詳細

「どうなる?東京オリンピック開催!オリンピックと地 域振興の関係とは? ~南林間編~」

2021-05-25

「センチュリー21 中央ハウジング中央林間店」がお送りする当タウン情報。 激動の2021 年3 つめのシリーズも今回で前半戦の折り返し地点! 今シリーズは「どうなる?東京オリンピック開催!オリンピックと地域振興 の関係とは?」と題し、いつも通り同様に当店が取り扱うエリアごとにまとめ ております。 記事執筆現在では、未だ先の見えない「緊急事態宣言下」の状況が続く「東京 都」と「神奈川県」ですが、その先に待っているのは皆さんもごぞんじの「東 京オリンピック」です。 しかし、依然としてその「開催・中止」は発表されておらず、可否による経済 効果や損失、開催都市を含んだホスト国である私たち国民が、一体どのような 恩恵・影響を受けるのか?に関してもまったく見えてきません。 もちろん、この件に関しては皆さんもさまざまなご意見をお持ちでしょうが、 それらのご意見は一旦置いておいて、今回のシリーズでは「開催・中止」どち らの状況においても「現状で予想できる範囲で、各エリアが受けるであろう影 響」についてご紹介して行きたいと考えています。 前半戦最後となる今回は「南林間」編が満を持しての登場!

オリンピックが開催された場合のメリット・影響とは?

さて、通常時であれば非常に喜ぶべき状況である「自国都市でのオリンピック
開催」ですが、現在のこの状況下において仮に「オリンピックが開催された場
合」、我らが「南林間」はどのような影響を受けるのでしょうか?
現時点で考えられるメリットは以下の通り。
1. 一部競技会場が「江ノ島」であるため「江ノ島線」の利用が増加
2. 駅前に多くの飲食店があるため、それらを中心とした地元経済におい
て恵みとなる大きな影響が出る
3. 無観客での開催は飲食店への影響を考えると好都合か?
今回の「南林間」は全て「小田急江ノ島線」が走っている路線であるため、項
目1 に関しては旧「林間都市」の全てが該当する項目となりますね。
次に項目2 に関してですが、これまでのシリーズでもご紹介してきたように
「駅周辺を中心に多くの飲食店が存在する」という特徴を持っている南林間
にとってまさに「恵みの雨」となる可能性が高いと言えます。
ただ、これはあくまで「オリンピックが開催されているのであれば、このエリ
アをはじめとする東京都・神奈川県が自粛生活を余儀なくされるようなこと
はない」という予想(もしくは希望的観測)に基づくもので、飲食店に対する
「時短営業や酒類の提供禁止」といった制限(記事執筆当時)があればその影
響は微々たるものになるかも知れません。
とはいえ、仮にオリンピックが開催されていたとしても、まだまだ「コロナ禍」
の脅威はゼロにはならないはずですので、お店はもちろんのこと私たちひと
りひとりも注意をしなければなりませんね。


オリンピックが中止された場合のメリット・影響とは?

続いては一転して、もしも「オリンピックが中止」となった場合には「南林間
にどのような影響がもたらされるのか」をご紹介しましょう。
現時点で考えられるメリットは以下の通り。
1. 自粛生活中(記事執筆当時)の現在よりも鉄道の利用が控えられるこ
ととなり、より感染のリスクを抑えられる
2. 地元住民による「巣ごもり生活」によって地元飲食店がやや活性化
(ただし大前提として「時短営業」や「酒類提供禁止」が解除されて
いる必要がある)
3. 地元から出ない「巣ごもり生活」を続ける地元住民のために、飲食店
は「テイクアウト中心」の業態変化を余儀なくされる
先ほどもご紹介しましたが、この「南林間」エリアの特徴として「駅前・駅周
辺には多くの飲食店が存在し、飲食店街となっている」という点があります。
そのため、項目3 にもあるように「オリンピック中止」ともなれば地元飲食店
の営業などにダメージを与えてしまう可能性も高くなり、これまでの「店に行
って飲食を楽しむ」というスタイル中心のお店にとっては正念場となるでし
ょう。
逆に、早めに「オリンピック中止」が決定していれば、項目2 のように「時短
営業や酒類提供禁止が解除されている」状況も実現しやすくなるため、結果
的に地元の経済がやや活性化することは間違いないでしょう。(ワラにもすが
る気持ちでこの状況を求めている飲食店さんも多いはず)
このエリアはこれまでのエリアと異なり「地元の多くが飲食店」であるため、
他のエリアのような「経済面と健康面のバランスを取った対応」は実現するの
が非常に難しくなるでしょう。
もちろん、これはあくまで「予想」の範囲ですので、必ずしもこうなるという
お話ではないことも頭の片隅に置いておいてくださいね?


過去、オリンピック開催によって生じたメリット・影響の例 〜近年まれに見る大予算をかけたが、結果的にはプラス、2008 年北京〜

さて、続くセクションでは、これまで開催されたオリンピックにおいて、開催
されたことで国や都市に大きな影響を与えた実例をご紹介していきましょう。
(もちろん、現在の実情はかなり特殊ですので、全てを鵜呑みにする訳ではあ
りませんが)
今回は近代オリンピック空前の予算をかけた、2008 年の北京オリンピックで
のお話。
近年、オリンピックの開催には非常に多くの「予算」がかかるようになり、そ
の状況は今回の件で、多くの人々に知られるようになりました。(これも今回
の事態による「ケガの功名」的な部分ですが)
では、ここ50 年で最も予算がかかったオリンピックはいつなのでしょうか?
実は、2008 年に行われた「北京オリンピック」が、当時のレートで日本円に
して「約4 兆7500 億円」にものぼる予算を計上しており、あくまで日本円ベ
ースにはなってしまいますが、ここ50 年でダントツの第1 位なのだそうです。
あくまで、ここで登場する「予算」は、開催に際して必要となる運営費、人件
費、の他に会場・競技施設やそれに付随する施設の建築費などを指し、国とし
てオリンピックのために用意したとしても国際空港をはじめとしたインフラ
設備などの整備費・建設費は含みません。
このように莫大な予算をかけた北京ですが、なんと大会収益では「約160 億
円」の黒字となっており、開催後の中国GDP における「けん引効果」も大きか
ったという「大成功」となっているのだとか。
少し意地の悪い見方をしてしまうと「平和の祭典」であるオリンピック開催で
の経済効果が、現在の中国が行っている「覇権主義政策」を後押しした、とい
うこともできてしまいますが。
以前の回で「オリンピック開催の赤字額ダントツの第1 位」となったギリシ
ャ・アテネ」をご紹介しましたが、そちらの予算は「約1 兆6000 億円」とも
いわれていますが、この「北京オリンピック」それを3 倍も上回る予算で黒字
化しているのですからすごい話ですね。


「オリンピック開催・中止後」の「南林間」はどうなっていくの?

さて、シリーズ初回も最後のセクションとなりましたが、このセクションでは
「オリンピック開催・中止後の南林間の行末」について一緒に考えていきまし
ょう。
まず「開催」した場合。
おそらくは「無観客」かそれに等しい状況での開催となりますが、これまで多
くの犠牲を払ってきた地元飲食店からすれば、貴重な経済効果を生むことと
なるでしょう。(大前提として「時短営業」や「酒類提供禁止」が解除されて
いる必要はありますが)
しかし、今後はこれまでのような「飲食店主体」の街をキープしていくことが
難しくなっているため、街全体での「業態変化」が必要となるかもしれません。
続いて「中止」した場合。
こちらに関してもカギとなるのは開催時と同様に「時短営業や酒類提供禁止
が解除されている」かどうか?にある可能性が高くなるでしょう。
逆に、今このエリアに求められている「街全体での業態変化」に対しては、オ
リンピックが中止された場合の方がより早いスタートを切れるはずですので、
筆者としては一刻も早く、この事態が終息に向かうよう祈るばかりです。
さて、新シリーズ前半戦のトリを飾った「南林間」編はいかがでしたか?
このエリアでお住まいを探している方はお気軽に当店までご相談ください。


タウン情報カテゴリーメニュー

エリアリンクメニュー(タウン情報以外不可)

フッター