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エリア内の建物を売却・相続するなら? 〜つきみ野編〜

2023-09-28

長期間にわたり好評連載中!「センチュリー21中央ハウジング中央林間店」の『タウン情報』新シリーズでは「エリア内の建物を売却・相続するなら?」と題し、住まいの売却・相続に関するさまざまな基礎知識やエリア別の特色、知っておいた方が良いトピックなどをご紹介していきましょう。 住まいの購入は、おそらくほとんどの方が「生涯に一度の機会」となるでしょうが、同様にこれまで苦楽をともにしてきた住まいを売る、もしくはご家族から相続するという機会も一度きりのものとなるでしょう。 当然、購入時と同様に、不動産の売却や相続においては、さまざまなルールや流れ、独特の所作や手続きなどがありますので「数多く経験して慣れる」という常套手段も使えませんので、ここで少しでも有利になるような知識を仕入れていただければ幸いです。 早くも折り返し地点!第四回は「つきみ野」編をお送りします!

改めて知っておきたい!「不動産売却の流れ」 Vol.④ 媒介契約の締結

ここでは本シリーズ全8回を通じて「不動産売却の一般的な流れ」を皆さんにご紹介していきたいと思うのですが、今回はいよいよ本格的な売却活動の皮切りとなる「媒介契約の締結」についてお話していこうと思います。

基本的に、不動産を売却・処分する際は、どんな方でも当店のような不動産仲介店と「媒介契約」を結ぶ必要があります。

これは、ごぞんじの方も多いように「宅地建物取引法」という法律によって定められたルールで、売り主様の都合に合わせ、役割や性格の異なる3種類の契約方法から選んで契約することで、はじめて売却活動が可能になるというわけです。

以下に、3種類の媒介契約方法についてまとめてみました。

【専属専任媒介契約】
この契約は、3種類ある媒介契約の中で「最も縛りが多い契約」となっていますが、その反面で全国の不動産物件が登録されている「指定流通機構」には「5営業日以内に登録」する義務があり、依頼主への媒介業務の報告義務も「一週間に1度以上」となっているなど、3種類の中では最もきめ細やかなサービス・サポートが可能な契約です。

ただし、後述する専任媒介契約と同様に「依頼した会社以外に売却依頼をすることができない」という縛りがあるため、信頼できる不動産仲介店がすでに見つかっており、最大限のサポートを必要としている方に向いています。

【専任媒介契約】
続くこちらの契約は、後述する一般媒介契約と、前述の専属専任媒介契約のちょうど中間に位置する契約となっています。

こちらの場合「指定流通機構」には「7営業日以内に登録」する義務があり、依頼主への報告義務は「二週間に1度以上」となっており、先程と比べると若干マイルドなサポート内容が特徴です。

また、こちらの契約も「依頼した会社以外に売却依頼をすることができない」という縛りがあるのですが、売り主自身が自ら探してきた相手との直接取引が可能となっているため、信頼できる不動産仲介店こそあるものの、自分でも積極的に買い手を探せるツテや行動力がある方に向いています。

【一般媒介契約】
最後となるこちらの契約は、前述した「売り主自身が自ら探してきた相手」との直接取引だけでなく、他の不動産仲介店とも媒介契約することが可能な、非常に自由度の高い契約方法となっています。

しかし、こちらの場合「指定流通機構」にはなんと「登録義務なし」というだけでなく、依頼主への業務報告義務も「なし」であり、サポート内容としては間違いなく3種類で最低となっています。

その代わり、複数の不動産仲介店と媒介契約を結べるメリットを最大限に活かせば、スピーディに売却成立できる可能性を秘めていますので、売却予定の物件が、買い手にとって非常に魅力のあるものならば、あえてこの契約を選ぶのも良いかもしれません。

ただ、いくら複数の仲介店と契約を結べると言っても、基本的に業務報告義務がありませんので、じっくりと仲介店からの連絡を待つタイプの方には向いてない契約方法でしょう。


いつもの通り本シリーズでは、毎回冒頭こちらのセクションで「不動産売却の流れ」についてご紹介していきますので、興味の湧いた方はエリアに関係なくお付き合いいただけると幸いです。


つきみ野エリアの「不動産を売却」する場合

では、今回のエリアであるつきみ野の不動産を売却する際に、知っておくと得するかもしれない情報をいくつかご紹介していきましょう。

こちらのつきみ野は「駅周辺はマンション物件が多く、逆に駅から離れると戸建て物件が多くなっているので、同エリアで競合する売却物件との差別化がしにくい」と考えられます。

ただ、周辺の他エリアと比べると、街の開発時期が若干新しく、築年数が若い傾向にありますので、条件の良い物件であれば「売却益がある程度期待できる」数少ないエリアのひとつでもあります。

とはいえ、このような「売り手有利」のエリアでは、前述したように「競合する他の売却物件との差別化」など、適切な売却を実現するためには少々工夫が必要となるため、その場合は成立難易度がグンとハネ上がることも覚悟しておきましょう。


つきみ野エリアの不動産を相続するなら?

続いては、もしあなたがこの「つきみ野エリアに存在する不動産」を相続する立場となったなら、覚えておくとためになる情報をいくつかご紹介しましょう。

前述した通り、このつきみ野エリアは、周辺の他エリアと比べると、街の開発時期が若干新しく、築年数が若い傾向にあるため、修繕費やメンテナンス代など「維持費」の面では心配しなくても良いでしょう。

「ということは、固定資産税が多くかかるのでは?」と考える人も多いかと思いますが、一般的なマンション物件の場合「築20年以上」が、固定資産税が安くなるボーダーラインとも言われています。

しかし、このつきみ野エリアが本格的に街として発展したキッカケとも言えるのは、1976年(昭和51年)の「つきみ野駅開業」であり、前述の「築20年以上」というラインをゆうに越えているのです。

また、駅開業以前のこのエリアのアクセス環境は、近隣エリアの大動脈と言える「国道16号線」、またはそこから分岐した「県道56号線」に頼る他なく、お世辞にもそれほど多くの住宅がひっきりなしに立ち並んでいる、というような状況ではありませんでした。

ですので、街として栄え始めてきたタイミングで建てられた物件であれば、前述のような「維持費と固定資産税が、ちょうどバランス良い」状態にあると考えられますので、例外こそありますが相続しておいて損はないかもしれません。

とはいえ、周辺エリアと比べると、昔の名残りもあってか「車がないと若干買い物環境に乏しい(駅からの徒歩圏内に大型のスーパーなどが乏しい)」というデメリットを抱えるエリアでもあるため、上記の条件の合う方以外がこのエリアの物件を相続した場合、生活環境が厳しくなるケースも想定できますね。

さて、いよいよ最後のセクションへ!


それでも「つきみ野に住み続ける」という選択肢

最後のセクションは、今回のテーマである「つきみ野の不動産を売却する」にも関連する話題として、あえて「これからもつきみ野に住み続ける」という選択肢を選ぶメリットをご紹介できればと思います。

現在当ブログを読んでいるあなたは、ひょっとするとつきみ野エリアの不動産を処分しようと検討している真っ最中かも知れません。

ですが、

・駅前であっても人混みは少なく、静かな住環境が実現できる
・独特の雰囲気を持つロードサイド店が林立しており、飲食店も充実
・近代的な住宅街でありながら、公園や街路樹など日常的に触れられる距離で緑がある

という希望を住まいに求めている方であれば、可能な限り売却後もつきみ野に住み続けることをオススメしたいと思います。


シリーズ第四回「つきみ野」編はいかがでしたか?
このエリアでお住まいを探している方はお気軽に当店までご相談ください。


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