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東急田園都市線・小田急線「中央林間駅」「つきみ野駅」「東林間駅」「南林間駅」の新築戸建て・中古一戸建て・マンション・土地の不動産購入・売却なら地元密着のセンチュリー21中央ハウジングにご相談下さい。
中央ハウジング
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長期間にわたり好評連載中!「センチュリー21中央ハウジング中央林間店」の『タウン情報』新シリーズでは「エリア内の建物を売却・相続するなら?」と題し、住まいの売却・相続に関するさまざまな基礎知識やエリア別の特色、知っておいた方が良いトピックなどをご紹介していきましょう。 住まいの購入は、おそらくほとんどの方が「生涯に一度の機会」となるでしょうが、同様にこれまで苦楽をともにしてきた住まいを売る、もしくはご家族から相続するという機会も一度きりのものとなるでしょう。 当然、購入時と同様に、不動産の売却や相続においては、さまざまなルールや流れ、独特の所作や手続きなどがありますので「数多く経験して慣れる」という常套手段も使えませんので、ここで少しでも有利になるような知識を仕入れていただければ幸いです。 では、いつも通りの通常進行?とも言える「東林間」編のスタートです!
ここでは本シリーズ全8回を通じて「不動産売却の一般的な流れ」を皆さんにご紹介していきたいと思うのですが、今回はいよいよ具体的に売却を意識することになる「査定の申し込み」についてお話していこうと思います。
この「査定」とは、大まかに「簡易査定」と「現地査定」の2種類に分かれており、当然ながらより詳細が分かる「現地査定」の方が高精度となっています。
しかし、仮に「簡易査定」であっても、物件エリアの特性や相場感などから、ある程度適切な「売却価格」を想定しているため、この先の段階に向けた「指針や判断材料」として利用できるはずです。
ですので、まだ「査定の申し込み」の時点であり、より入念なご相談を希望する方や将来的に売却を検討している方であれば、無理に売却の流れを進める必要はありませんし、逆にスピーディな売却をご希望の方やすでに具体的な売却プランが明確な方であれば、一気に「査定の申し込み」を済ませたいと感じることでしょう。
とは言え、この先の流れをもっと把握しておきたいと考えている方のために、以下に「どんな所を査定して、どのように売却価格を決めているのか」をまとめてみました。
【物件の調査結果】
当然のことですが、やはり売却価格に最も大きな影響を与えるポイントとして「物件の調査結果」は欠かせないものとなります。
買い主様に「この物件を購入しよう!」という強い気持ちを抱かせるためには、しっかりとした「セールスポイント」となる長所や特徴が不可欠であり、それらを浮き彫りにするためにも、指針となる「調査結果」をこのタイミングで確認しましょう。
【エリア内の特性】
普段私たちはあまり気に留めていませんが、どんなエリアでもいくつかの「特性」を持っており、それらは不動産取引の行く末を左右するほど大きな影響を持つ場合があります。
例としては、
・戸建てやマンションなど「競合する物件」が多いエリア
・エリアの地価や不動産価格が全体的に高く、高価格での売却も期待できる
・エリア内のニーズに売却予定の物件がハマる
(ファミリー向け物件の需要が高いエリア、など)
などが挙げられます。
【不動産市場の動向】
前の項目と少しばかりカブる部分はありますが、より全体的な不動産市場全体の状況によっては、通常よりも高額な価格設定がハマる場合もあります。
また、全体的な成約率が高いタイミングの場合などもいくらか影響します。
【社会・経済的な動向】
加えて、社会的な景気の良さや金利、政府の経済政策なども売却価格に影響を及ぼす場合があります。
いつもの通り本シリーズでは、毎回冒頭こちらのセクションで「不動産売却の流れ」についてご紹介していきますので、興味の湧いた方はエリアに関係なくお付き合いいただけると幸いです。
では、今回のエリアである東林間の不動産を売却する際に、知っておくと得するかもしれない情報をいくつかご紹介していきましょう。
まず、この東林間では「戸建て、マンション物件の大きな差はないが、やや戸建て物件の数が多いため、タイミングによっては希少なマンション物件を売る方が有利なこともあり得る」と考えられます。
特に、現在は街ぐるみで再開発に力を入れているなど、余程のことがなければ、多くのエリアで「大型マンション物件が新築で登場すること」が稀になるため、必然的に「中古マンション物件が希少な状況」が続いています。
とは言っても、エリア全体の不動産取引に大きな影響を与えるほどではないとも考えられるため、期待し過ぎるのも考えものかもしれません。
また、このエリアでは駅から離れると、さらに住宅同士が密集した地域となっていることもあり、元々敷地面積が広い、建て替えして日が浅いなどよほど買い主様のメリットにつながる特徴を持つ物件でなければ、なかなか成約できないことも想定できるので注意が必要です。
続いては、もしあなたがこの「東林間エリアに存在する不動産」を相続する立場となったなら、覚えておくとためになる情報をいくつかご紹介しましょう。
かつて「林間都市」というコンセプトの元スタートした東林間ですが、旧「林間都市」の大部分が大和市である一方、この東林間だけは相模原市南区に属しています。
また、同エリア内でも境界ギリギリの地点であるため、住む場所によっては大和市になる場合もあるかもしれません。
ですので、まずは相続する物件が「大和市と相模原市のどちらに属するのか?」をしっかり把握しておくようにしましょう。
さすがに、同じ神奈川県内の隣接市であるため、相続に関するルールが大きく異なるというわけではないのですが、ごぞんじの方も多いように相模原市は政令指定都市であるため、在住者の規模が大和市よりもかなり大きくなっていますので、ルールの細かい部分で維持費に差異が生じる可能性もあります。
また、前回では詳しく触れなかった「固定資産税の優遇措置」も自治体によって異なりますので、後になって慌てるよりはこのタイミングでしっかり把握しておくべきでしょう。
さらにもうひとつ、このエリアの物件相続に関してアドバイスするならば「エリア特有の店舗付き物件の扱いに注意」という点です。
上記の物件が非常に多いと言われている「南林間や鶴間」ほどではありませんが、古くから地元商店街が活発な東林間も、メイン通りを中心に店舗付きの住宅が存在しています。
ご家族が経営していた店舗部分を閉め、住宅として住み続けている物件を相続するなど、可能性は低いですがそのようなケースもゼロではありません。
通常の住宅に比べると、リフォーム・建て替えなど自由に活用するには少々難易度が高い特殊な物件ですので、そのような物件を相続する可能性がある方はその点もしっかり考慮してくべきでしょう。
さて、いよいよ最後のセクションへ!
最後のセクションは、今回のテーマである「東林間の不動産を売却する」にも関連する話題として、あえて「これからも東林間に住み続ける」という選択肢を選ぶメリットをご紹介できればと思います。
現在当ブログを読んでいるあなたは、ひょっとすると東林間エリアの不動産を処分しようと検討している真っ最中かも知れません。
ですが、
・閑静な住宅街であるため、駅前を離れると落ち着いた暮らしが実現できる
・地域全体の横のつながりが活発で、現在では希少な「地元商店街」がある
・各駅停車のみの停車駅エリアながら、地域によっては利便性の高い隣駅(中央林間駅・相模大野駅)を併用できる
という希望を住まいに求めている方であれば、可能な限り売却後も東林間に住み続けることをオススメしたいと思います。
シリーズ第二回「東林間」編はいかがでしたか?
このエリアでお住まいを探している方はお気軽に当店までご相談ください。