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これから住まいを買うなら 知っておきたい災害対策 〜中央林間編〜

2024-01-29

新年早々に飛び込んできた災害のニュースにより誰もが驚いた2024年ですが、こちら「センチュリー21中央ハウジング中央林間店」の『タウン情報』では、2024年最初のシリーズを「これから住まいを買うなら知っておきたい災害対策」と題し、現在注目を集めているであろう「住まいの災害対策」について、知っておいた方が良い知識や防災事情などを当店対応エリアごとにご紹介していこうと思います。 「地震大国」との言葉通り、古くからわが国では数多くの地震が発生していますが、特に首都圏に住む方にとっては「小さな地震ならば起きてもいちいち気にしない・せいぜい身構える程度」という方がかなり多くなっているようです。 ただ、住まいを購入するとなれば、そこでかなり長い時間を家族一緒に過ごすことになるわけですから、地域的にどんな災害に気をつけるべきか?どのような耐震構造が有効か?大きな災害が発生した時にどうすべきか?など、あらかじめ検討・相談しておきたい点も数多くあるでしょう。 本シリーズでは、これから住宅購入を予定している方々にとって、より『具体的な災害対策』の指針となる内容にしていきたいと考えています。 では、いつもの通り当店のお膝元「中央林間」編からシリーズをスタートしていきましょう!

「地震や災害に耐える強い家・建物」について知りたい! Vol.①

本シリーズでも基本通り、最初のセクションでは全8回を通じて、これから住まいを購入する方のために「地震や災害に耐える強い家・建物」についてのさまざまな知識や対策を皆さんにご紹介してまいります。

初回では「住まいの耐震構造にはどのような種類があるのか?」という所を、ある程度かいつまんでご説明しましょう。

おそらく、住まい選びの際に「耐震構造」という言葉の他にも「免震構造・制振構造」という言葉をお聞きになった方も多いはずです。

実は、この3つはそれぞれ別の「地震に対する住宅の構造」を指しており、それぞれ「地震への対応方法」が異なっています。

以下にまとめてみました。

【耐震構造】
簡単に言えば耐震構造とは「建物全体を丈夫に、頑丈に作ることで揺れに耐える」という、ある意味最も力技な構造のことですが、そのためか建築時に比較的安価で導入することができるため、コスト面では他の構造よりも有利かつ、地震だけでなく強風などにも効果を発揮します。

ただ、デメリットとしては、

・揺れがダイレクトに建物に伝わってしまう
・文字通り「揺れに耐える」構造であるため、揺れが繰り返すと弱い
・度重なる揺れの中で徐々にダメージを蓄積してしまう

などの点が挙げられているため、注意が必要です。

【免震構造】
続いて免震構造ですが、具体的に言えば「建物の基礎部分と本体部分の間に免震装置(積層されたゴムなど)をはさんで、地盤の揺れを建物本体に伝えないようにする」というものです。

室内への被害が最も少ないという評価があり、注目している方も多い構造のひとつですが、デメリットとしては「建築コストが高くなる」という点と、もうひとつ「そもそも地盤が弱い箇所ではあまり効果が期待できない」点が挙げられます。

【制震構造】
最後の制震構造ですが、先程の免震構造と同様に特殊な「制振装置」を使用します。

この装置を「建物内」に導入することで「地盤・基礎・建物全ての揺れを吸収し制限する」という構造になっているのです。

そのため、先程の免震構造が苦手な「地盤の弱い地域」であっても、制震構造であればより高い効果が望めるでしょう。

また、耐震構造と同様に、建物と基礎部分がしっかりと固定される方式であるため、ある意味「耐震構造と免震構造の良い部分を合わせた方式」だと言えます。

通常のマンションであれば、ほとんどが「耐震構造」を採用していますが、より高層階への影響が少ないという点から、タワーマンションなどでは「免震構造・制震構造」を導入している所が多いようです。


本シリーズでは、毎回冒頭こちらのセクションで「地震や災害に耐える強い家・建物」についてご紹介していきますので、興味の湧いた方はエリアに関係なくお付き合いいただけると幸いです。


中央林間エリアでは、どのような災害に注意すれば良い?

続いてのセクションでは、今回のエリアである中央林間において注意すべき「災害」についてご紹介していきましょう。

中央林間においては、土地的な特徴として以下の点が挙げられます。

・元々大和市は、市制施行後約60年間の歴史の中で『自然災害による死亡者がゼロ』という『災害に強い都市』であり、地盤も強い

・海岸から非常に遠いため、津波による被害はまず考えられない

・一部住宅が密集している地域があるため、火災などは注意が必要

・一部アップダウンがある地域があるため、避難場所にも注意が必要

このように、実は中央林間は、母体である「大和市」自体がかなり「災害に強い地域」という特性があり、その安心感から居住を続けている地元住民も少なくないようです。

ただ、一部の住宅密集地域や木造建築だけでなく、どんな建物・住宅でも注意すべき「火災」への注意が必要であり、いくら災害に強いとはいえども、大きな地震が起きた場合は他の地域と同様に揺れに対応すべきでしょう。


中央林間エリアで「災害に強い住宅」を買うなら、オススメは?

では、前セクションを参考に、これから中央林間エリアで「災害に強い住宅」を購入するなら、オススメの物件とはどんなものか?について考えていきましょう。

中央林間の特性を踏まえた上で、あえてオススメするならば「地震の際も揺れがしっかりと抑えられ、火災にも強い免震・制震構造の高層マンション物件」となるでしょう。

その理由としては、

・戸建て住宅の場合は木造建築も多いため、火災に強い鉄筋コンクリートのマンションが有効

・元々地盤が強い地域であるため、免震・制震構造の良い部分が活かせる建物が有効

という点が挙げられます。

また、免震構造の所でもご紹介したように、他の耐震構造に比べ導入に対するコストがかかるというデメリットもありますので、条件の良い物件や予算が潤沢にあれば別ですが、より多くの方にオススメできる物件を選ぶとなると「戸建て物件」という選択肢の可能性はあまり高くありません。

しかし、そもそも「免震・制震構造のマンション」とかなり条件を絞ってしまえば、そこに合致する物件はかなり少なくなりますので、自由に選択が可能というよりは「条件に合う物件が見つかればラッキー!」と考える方が良いかもしれません。

また、以前のシリーズでも話題に挙げたように「近年、マンション物件価格の高騰が続いており、戸建てや宅地に比べ伸び幅が大きい」という見方が一般的でもありますので、条件だけでなく予算の面でも「かなり人を選ぶ」選択肢、とも言えるでしょう。

さて、いよいよ最後のセクションへ!


中央林間エリアで暮らすなら、有効な「災害対策」とは?

最後のセクションは、今後対象となる中央林間エリアで暮らすなら、このような「災害対策」が有効かも?という例をいくつかご紹介していきたいと思います。

ある程度の独断と偏見を含んではいますが、いくつか以下にまとめてみました。

・大きな地震に備え、あらかじめ家族全員で避難場所やはぐれた際の集合場所などを話し合い、把握しておく

・住宅密集地などでは「火災を発生させない」という意識を持つ
(特に乾燥する冬場は注意が必要)

・津波や水害の危険は少ないものの、災害時には建物の倒壊に十分注意する

・避難するような状況に備え、すぐ持ち出せる範囲に非常食などの備えを日頃からしておく

・火災に備え、日頃から「消火器の使い方」を把握しておく

元々災害に強い地域とは言え、災害時の建物の倒壊や火災などの危険性もあり、油断は禁物ですので、日頃からご家族みんなで「災害の際にはどうすべきか?」という会議やシミュレーションを行っておきましょう。


基本通り、シリーズ初回「中央林間」編はいかがでしたか?
このエリアでお住まいを探している方はお気軽に当店までご相談ください。


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