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中央ハウジング
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引き続き、多くの皆様にご好評いただいている「センチュリー21中央ハウジング中央林間店」の『タウン情報』。 今回からスタートの新シリーズでは、シンプルに「休日は緑をみつけに地元の公園へ行こう!」と題し、昨今の住まい購入や住宅事情でも優先されることの多くなった「身近な緑のある環境=公園施設」について、知っておいた方が良い知識やエリアごとの特色などを通してご紹介してまいります。 休日等は地元エリアから出てしまうことが多いので、という方もいらっしゃるでしょうが、そのような方のためにも本シリーズ各記事によって「地元にも小さなお子さんが元気いっぱいに走り回れる公園がある」ということを改めてご案内できればと思います。 また、シリーズを通して『地元に公園がある環境』のメリットや、そもそも各地域になぜ公園が整備されるようになったのか?など「公園の歴史」についても解説してまいります。 シリーズ第二回は、おなじみ「元林間都市」の中から、唯一の相模原市となる「東林間」編をお送りします。
本シリーズでも、最初のセクションでは全8回を通じて、私たちの日々の暮らしに彩りをもたらしてくれる「公園」の歴史やさまざまな知識、役立つ情報についてご紹介しましょう。
第二回は「『公園』という概念の歴史」についてご紹介していこうと思うのですが、前回の当コーナーをご覧になった皆さんの中には「身分や立場などによって「公園」の利用を妨げられることはない」にという言葉が引っかかっている方も少なくないでしょう。
どうしてそのような言葉を使ったのかというと、実は「公園」という概念が生まれたきっかけのひとつが「近代化による身分制度の崩壊」にあるためです。
どういうことかというと、今日における「公園の起源」とされているのは英国・リバプール近郊にある「バーケンヘッド・パーク」であり、それまで「貴族たちの狩猟地」とされていた広大な敷地が、都市計画の一環として市民に向けて開放されるようになった、というわけなのです。
この流れは我が国でも同様であり、寺社などの境内や幕府の直轄地、馬場(乗馬するための施設)など一部の身分や立場を持つ人たちの所有地が、公的な集会場として明治以降利用されるようになって行きました。
ちなみに、前述の「バーケンヘッド・パーク」が整備・開発されたのは1847年のことであり、日本で最初の「正式な公園」が成立したのは1873年と言われていますので、日本における「公園の歴史」は世界で見てもかなり早い方だということが分かります。
しかし、この「公園」という言葉自体は、意味や概念の違いこそあるものの、それ以前から使われており、中国では「公園」という言葉がなんと6・7世紀頃から文献に残っているそうです。
ただ、ここでの「公園」が、どんな意味や概念を持っていたかを確かめる術がないため、私たちが知る「公園」との違いなどは定かではありません。
また日本でも、横浜にある「山手公園」は、前述の1873年よりも早く「公園」を名乗っていました(1870年)が、こちらは当時横浜を訪れていた外国人により設立され、利用も外国人のみに限られていたこともあるため、言葉自体は今日の概念より先に使われていたのだそうです。
ちょっと話が脱線しましたが、それまで広大な領地を支配していた貴族や王族、政権や幕府などの「私有地・領地」が、それらの衰退によって一般市民のものとして「開放、または公開された園」こそ、現在の私たちが知る「公園」だと言えるでしょう。
本シリーズでは、毎回冒頭こちらのセクションで「公園の歴史やその概念・成り立ち」についてご紹介していきますので、興味の湧いた方はエリアに関係なくお付き合いいただけると幸いです。
続いて、東林間における「駅から近く多くの人々が利用しやすい公園」をご紹介していきましょう。
地元住民の間でもさまざまな意見があるかもしれませんが、筆者の独断と偏見で「東林間の駅から最も近い公園」を挙げるなら、文字通り「東林間駅前公園」で決まりでしょう。
こちらの公園は、その名の通り「東林間駅」の東口から目と鼻の距離にある、比較的小規模な公園であり、駅前で利用者も多い商業施設「東急ストア東林間店」に隣接しています。
しかし、小さいながらも遊具がいくつか設置されているため、よく晴れた日には、小さなお子さんを遊ばせる親御さんも少なくありません。
ただ、住宅地かつ、人の多く集まる駅前に存在しているため、夜間などは敷地内で飲酒したり、騒いだりする大人なども少なからず居るようです。
また、口コミでよく言われているのが「非常に蚊が多い」という意見であり、夏場などに利用する際は、防虫スプレーによる対策が必須となるでしょう。
続いて、こちらも賛否があるかと思いますが、東林間における「最も緑が豊かな公園」をご紹介していきましょう。
こちらの条件(エリアで最も緑が多い)で考えるなら、ほとんどの方が前回の「中央林間自然の森」と対を成す「東林ふれあいの森」を選ぶはずです。
その理由としては、
・東林間自体が住宅密集地であり、規模が大きく緑が多い環境はここに限られてしまう
・相模原市と大和市の境となるが、「中央林間自然の森」が隣接しているため、非常に「広大な敷地イメージ」が地元住民に植え付けられてしまっている
という点が挙げられます。
こちらも上記の「中央林間自然の森」と同様に、一般的な「公園」という概念とは異なり「人工的な整備などが少なく自然環境を維持している緑地的な施設・空間」であるため、「公園」としてご紹介するにはちょっと苦しい部分があるかもしれません。
しかし、「中央林間自然の森」が「スギやヒノキを中心とした針葉樹」で構成されているのに対し、こちらの「東林ふれあいの森」は「クヌギ・コナラを中心とした広葉樹」で構成されているため、隣接していても風景や雰囲気など若干の差異があるようです。
また、こちらの「東林ふれあいの森」は、遊歩道やベンチエリアなどが「中央林間自然の森」よりも多く整備されているため、より普段から利用しやすい環境が整っており、休日はこの場で長い時間を過ごす家族連れなども少なくないようです。
ただ、「中央林間自然の森」と同様に、多くの「ボランティア」によって運営や整備が行われている区域であるため、利用者のニーズに対応するまでに非常に時間がかかったり、なかなか補修などの手が入らなかったりというデメリットも共通しているようです。
さて、いよいよ最後のセクションへ!
最後のセクションは、これらの「公園」や付随する緑を擁する東林間エリアの住みやすさについてご紹介していきたいと思います。
こちらもある程度筆者の独断と偏見になってしまいますが、いくつかポイントを以下にまとめてみました。
・駅周辺は商業施設も多く、地元商店街のおかげで買い物環境に優れている
・住宅地が密集しており物件数も豊富で選択の幅が広がる
・駅前に大きな病院があるため、通院などにも便利で利便性が高い
このように、中央林間と同様に東林間も「公園など豊かな緑を日々の暮らしにバランス良く取り入れたい」と考えている方にとって、非常に住みやすいエリアであることは間違いないでしょう。
シリーズ第二回「東林間」編はいかがでしたか?
このエリアでお住まいを探している方はお気軽に当店までご相談ください。